C.冬場の必需品
ブースターケーブル
量販店の物は配線が非常に細いです。値段も張りますが、なるべく、長く、太いケーブルを選びましょう。
スタッドレスタイヤ
雪の日の必携品です。
@ スタッドレスタイヤの寿命
スタッドレスタイヤの寿命を確認するには、プラットホーム(冬用タイヤとしての使用限度を示すサイン)の部分をみるのが確実です。タイヤ面が新品タイヤの 50% まで磨耗すると積雪路・凍結路での性能が低下するので、冬用タイヤとして使うことができません。タイヤの溝の深さ 50 %の位置には使用限界を表すプラットホームが設けられています。プラットホームが設けられているサイドウォール部に「▲」印があります。その部分の溝がなくなっていたら、すでに限界ということです。
Aスタッドレスタイヤは何シーズン使用できるのか?
これは使用条件によって、磨耗の度合いが変わってくるだけに、何年、何 km とは一概にいえませんが、一般的には 3 から 5 シーズンは使用できるといわれています。スタッドレスタイヤを長持ちさせたいのであれば、もっとも注意したいのが乾燥路での走り方です。乾燥路では急発進や急ブレーキはもちろん、コーナーでも無理はせずに丁寧な走行を心がけましょう。
失敗談@
スタッドレスを過信してはいけない。橋の上、雪の積もった下り道は注意。橋の上は道の上下に風が吹く為に路面が凍りやすいです。うっかりハンドルを切ると車が勝手にスピンします。新雪の下り道もブレーキが効きずらいため、スピンします。私は車が大破した経験があります。逆に舗装された道路だと、制動力が伸びるので、早めのブレーキを心がけましょう。
失敗談A 坂道停車はなるべく避ける。坂道で一回停車してしまうとタイヤがスリップして、登れなくなります。対策は駆動輪の下にタオルなどの布を敷く事ですが、布を放置する事になるので、ゆっくりでも止まらない事が肝心です。4WDなら多少違いますが、トラブルに巻き込まれないようにしましょう。
失敗談B 夜、朝方はブラックアイスバーンに気がつかない場合が多いです。また、ブラックアイスバーンになりやすいです。一般道では特に車間距離を広く取り、速度はいつもより抑え目で行きましょう。年に何回かタイヤがスリップするのと、ガードレールにぶつかりそうになることがあります。たまたま、端に雪が積もっていたので、グリップが戻ることが多かったですが、怖いです。
エンジンスターター
家の室内からエンジンをかけて、霜の除去をして、温かい車内で出発出来ます。 静電気防止マット、ツール
冬場の静電気は本当に嫌なものです。キーホルダータイプが個人的にはおすすめです。
雪・霜除去専用ブラシ
氷解剤、スノーブレードよりはこちらの方が安くておすすめです。
失敗談 格安スノーブレードを購入して、使用しましたが、1シーズン(2、3ヶ月)で駄目になりました。通常のワイパーブレード使用の方がはるかに経済的です。
スノーキャリア
私的にはスノーキャリアより、ルーフボックスがおすすめです。汚れないし、そのまま保管も出来ます。 その他の利点はブーツやウェア、スキーアイテムもルーフボックス内に詰め込めます。車内荷室が広く使える&板等も汚れないで済みます。欠点は屋根が高いほど積み下ろしが大変です。立体駐車場の駐車に高さ制限が発生します。ツーリングワゴン系ならこの問題も結構解決します。
失敗談 キャリアのカギはしっかり閉めましょう。中古のルーフボックスを使用していた時、カギの部分が調子悪くなっていました。しかも、カギを紛失した状態で(一応ロックは入っていた)高速走行中に上蓋が吹っ飛びました。バタバタ音がするなと思って、
SAに入り、上を確認した時に気がついて、中をみたら、板は無事で、ストック一本は残っていました。スキー帰りの高速道路上に板が落ちていたことがあるので、おそらく、キャリア仕様で車を飛ばしていた為に落ちたのかなと思うときがありました。場所は関東県内のほとんど雪のふらない道路上でした。速度厳守と板の固定はしっかりとしたほうが良いです。 |